大阪市在住・HIRO様オーダー品



今回のご依頼は、メールにてお問い合わせ頂いたお客様になります。
サウンド面、利便性、柔軟性を考慮したシステムという事で、少し大型のボードとなりましたが非常に高いクオリティーのボードが完成しました★
ボードはPULSEにてw870×d500×h120(mm)をオーダーしました。
因みに、このサイズ設定は予めお客様とお打ち合わせをさせて頂く中で、組み込み機材の選定・配置設定を決定し、その外側を囲う様に採寸します。
よって完成した際には隙間なく綺麗に組み込みが出来るという訳です。



整然と並べられたエフェクターの数々は、今回新規導入機材を選定させて頂きました。
ただ単純に効果が得られるだけでは無く、そのコンセプトに沿ったサウンドや機能が搭載されている物ばかりです♪またそれらを一括コントロールするべく、FreeTheToneのARC3をスイッチャーとして導入しました★
MIDIはTimelineのコントロールに使用しており、それ以外は様々なアンプに対応する様にと、このボードで音作りが完結出来る様にしております。



入出力端子は、この様にJunction Boxに集約して設置してあります。ステージやスタジオでの搬入/搬出時間を短縮するには非常に便利なBoxですね。
勿論既製品でも幾つかのブランドから発売されていますが、当店ではご希望があれば、この様にオーダー製作もさせて頂いております。(その他、A/B Box機能やBuffer回路なども増設可能です)
今回は、Junction Boxの上にt.c.electronic Polytune2を設置してスペースを有効活用してみました。



嵩上げ台にリアルタイムで踏みたいペダルを設置して、パッチケーブルは下を通しております。
最近では高音質なソルダーレス・ケーブルも発売されておりますが、当店ではご指定が無い限り一本一本手作りでケーブルを製作させて頂いております。
ボード内を綺麗に流す事で、音質のみならず気分も上がります★勿論、しっかりハンダ付けされていますので断線のトラブルは殆どありません!!



電源部分は、「音質」の良さからVoodoo Lab./PedalPower2+を採用しました。
勿論、専用アダプターに関しましては当店にてAC Tapを作らせて頂き、この様にガッチリと固定しております。
それにしても、エフェクターの数に比べてDC Outの数が少なくないか。と、鋭い方は突っ込みを入れておられるかと思います。



実は、このTimelineの下にMXR DC-BRICKを忍ばせておりまして(笑)ボード内を見て頂くと、18VDCを必要とするMXR FlangerとMXR 10band EQがありまして、これらの18V電源はDC-BRICKから供給しております♪

そして完成後のお引渡し時には、HIRO様直々にご来店頂き、店頭にて使用方法の説明をさせて頂きました★

ここからは、HIRO様のコメントです。

●今回のボード製作に至った経緯、コンセプト
自作でボードを作成していく上で巨大化する筐体とノイズに悩まされていました。
又、スイッチャーも未使用だったため実使用に不便が生じていました。

色んなジャンルに対応できるためボードが大きくなるのは覚悟していましたが、
できるだけ操作性を上げたいと考えました。

●ご感想
想像していたものより数段上の仕上がりです。
この仕上がりでこの技術料は格安だとおもいます。
又、作業迄のプロセスに非常に安心感を覚えました。
機器選定だけでなく、使用する上でのアドバイス等も的確に答えていただき
改めて勉強にもなりました。
組み込む段階までわがままも聞いていただき満足いたしました。
まったく知識がないが、ボードを組みたい方でもお勧めできるショップです。
組み直し、新規作成の機会があれば又是非お願いいたします。

引き取りの際のレクチャーも分かりやすく助かりました。
ありがとうございました。

こちらこそ当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。