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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その129

大阪府在住・山下様オーダー品



こちらのボードは大阪のお客様からのご依頼です★
メールにてお問い合わせを頂きまして、色々なアイディアを盛り込んだボードとなりました。

まず目を引くのは「ボードのサイズ」ですね。
何と横幅1050mm×奥行450mmのBIG SIZEのSystem Boardとなります。
こちらのボードはPULSE製のオーダー品となります。両端に取っ手が取り付けられたFRPパネルのボードです。



右上に設置されたJunction BoxにはFootSwitchが搭載されておりますが、こちらはギターを予め2本入れておいて足元で切り替える為のA/B Switchとなります♪
曲間でサラッと入れ替えられる様にする為の実用的なスイッチです★
またTunerが2連結されているのですが、これは片方がレギュラー、もう片方が半音下げに設定(弦番号表記)されていまして、どちらのチューニングのギターでも瞬時にTuningが出来る様になっております。
また、Wahに関しましてはご依頼者様のご指定により斜めに設置してあります。



主な歪み系サウンドはボード中央に設置されたBogner Ecstasy RED/BLUEによって作られており、非常に上質且つきめ細かいトーンが得られます。
これらのペダルは嵩上げされておりBoost On/Offなどの動作もリアルタイムでコントロール可能になっております。それ以上に沢山のエフェクターを接続するPEC-2からのケーブルをストレス無く配線するという意味でも、この台座は効果があります★勿論、簡単に抜けない様に台座の下でしっかりケーブルを固定しております。



空間系としてメインで使用する予定のBOSS DD-20が2台設置されておりますが、これらは直列配線されています。
様々なDelay Timeが必要なギタリストにとってはプログラム・メモリーが出来るDelayマシンは大変便利ですね♪2台連結する事で独創的なDelay効果も得られそうです。
そして電源部分ですが、、、組込みエフェクターの台数が13台という事で、なるべくクリアで安定的な電源を供給する為にFreeTheTone PT-3DとVoodoo PedalPower2+を使用しました。



DD-20の手前にはMarshall MG用のFootSwitchをセットアップ。当初はこのコントローラーの端子をJunction Boxまで引き込む予定だったのですが、ノイズが出てしまう為、今回は直接アンプに接続する事にしました。
これらのSystemは、PEC-2をLinkする為に、もう一台PEC-2を用意しました。(Junction BoxにLink端子を搭載しております。)


ここからは、山下様のコメントです。

●今回当店にボード製作を依頼した経緯・コンセプト
アジカンの喜多建介さんのボードをモデルにしました。
(DD-20の2台直列などはそのまま参考にしました。)

以前使っていたボードは、全て自分で配置したのですが
ケーブルの長さはバラバラ、ボードが小さくてエフェクターが
収まりきらないやらでセッティングに大変時間がかかっていました。

そこで、ドクターMusic様の過去の製作例を拝見し
新たなボードをプロの手で作ってもらおうと思いました。


●感想
まずボードをみて、とてもテンションがあがりました!
ケーブルの配置や台座など全てがプロ仕様!
ノイズもなくなり、サウンド面でも大満足です。

セッティングもJunctionBoxのおかげでとても楽になりました!

三宅様には、色々なアイデアを出していただきましてありがとうございました。
おかげ様で理想通りのボードが出来上がりました。

今後また機会があればまたよろしくお願い致します。

こちらこそ当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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