岐阜県在住　Ｔ様オーダー品

　こちらのボード・システムでは、「Providence/ PEC-04」という小規模システム用のスイッチング・マシンを使用して、主に歪み系エフェクターの切り替えを行う様に組みを致しました。
　まず、TRUE BOX→Wah→PEC-04(各歪み系Loop)→Noiseサプレッサー→空間系→TRUE BOXと、この様な順路になります。
　必ずしも全てのエフェクターを一個ずつLoopに入れてスイッチングすればいいという事では無く、一番切り替えが激しい歪み系をコントロールする事を考えた実用性重視のシステムになっております★

　エフェクトボードはお馴染みの「PULSE EC-06」を使用しました。
　サイズがW595×D395(mm)の、平均的なサイズですがサイドのサッシ部分がフラット構造なので、ギリギリまでエフェクトを組む事が出来ます♪
　パッチケーブルは、こちらも取り回しが楽な”CAJ”を使用。プラグは全て”Switchcraft”を使用し、全て当店にて一本ずつ長さを測りつつオーダー製作しております。

　まず当店オリジナルのTRUE BOXで、最近ニーズが高い「Input上挿し」です★
　何と言っても、ライブやスタジオでのセッティング短縮に効率がいい！
　横挿しも決して悪くはないのですが、

　何気なく動いた拍子にシールドが抜けてしまったり、折角止めておいたエフェクターのマジックテープが剥がれてしまったりと、ちょっとした事ですが、問題点があります。
　　２段積みになっているところは
　「下段:ピートコニッシュTB-83(Booster)/上段:ARTEC BIG DOTS(Tuner)」です。

　今までならば、２段積みにする際下段のパネル上にマジックテープも貼ってしまうところですが、今回は上部にテープで印字されているモデルでしたので、分り難いかもしれませんが、Booster自体を薄いアクリルパネルで包んでおります。

　そして、その上の“BIG DOTS”ですが、こちらも巷では人気のあるTunerです♪
決してTuning精度が強力という訳でも無いのですが、かなり視界性の高いTunerでして、若い世代の方々に人気のあるチューナーです★
　(パネル上のDOTによるアルファベット表記をしてくれます！)

　今回、お客様持込のエフェクターもあり、その中でも「Line6/MM4」が問題になっていました。
　こちらのエフェクターは専用のアダプター駆動となっております。
　ただでさえ、ボード内を圧迫するサイズの大きさ。でも、この利便性は譲れませんね。
　そこで、今回はパワーサプライに「Voodoo Lab./PEDAL POWER」をインストール！！
　このPEDAL POWERなら9VDC出力を８端子に加え、100VACも１回路取れます★☆
　しかも、9VDCの５／６番は”Line6専用端子”にも切り替えが可能なので、Line6使用の方には是非お勧めします！！

　オーダーをご依頼頂いたＴ様、実は”ベーシスト”としてバンド活動をされているという事で、こちらは個人的な趣味で組まれたボードになります。
　今度は「バンドで使える実用性の高いベース用ボードも・・・」と立て続けにオーダーを頂きました！！
　既にベース用システムも完成して納品済みですので、また今度そのボードも御紹介させて頂きます♪
　Ｔ様、いつも当店御利用ありがとうございますっ！！

　皆さんも、こんなボードを組んでみませんか？
　当店では、オリジナル・エフェクターボード製作についてのご相談、製作を承っております。
　お手持ちの機材を含めて、大まかな構想が決まりましたら御気軽にご相談下さい♪