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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その224

H.M様オーダー品

こちらのお客様は、当店のブログをご愛読頂いておられ、メールでのお問い合わせ~ボードシステム内容決定~ご来店頂く流れでのご依頼となりました。
こちらのボードシステムは、ベース用のボードとなります。
基本的にはシリーズ接続となり、途中Line6 HX StompSend/Return内にエフェクターを接続しております。
ボードはPULSE EC-05(w495×d395×h100mm)を採用。
固定は全てマジックテープでの固定となります。



先ず入出力端子は、このJunction Boxに集約されております。またご依頼者様がDarkglass Microtubesベースアンプをご所有されているので、こちらのDrive回路On/Off用のフットスイッチ端子も設置しております。
その他、Line6 Relay G50の音声ラインも入っており、入力Jackにワイヤードのプラグを接続する事でワイヤレスの信号が遮断される仕組みになっております。
上部に載せられているのがAMATERAS JAPANBoxで、内部にトランスを搭載しているとの事で出力側の音声信号に音質的なスパイスを加えるとの事です。(確かに音が変わるというか、程好く痛々しいところが取れて音楽的な音質になります)



手前右端に設置されているのがA/B Switchとなります。
これでTunerラインとの切り替えを行っております。
因みにケーブル類は今回初めてオヤイデ製のSolderlessケーブルを採用致しました
いわゆる「挿し込んで締め上げるだけ」と、誰でも簡単にパッチケーブルが作れる優れものです♪
今後ジワジワと売れてくる予感です。
(当店にてセット物も販売しておりますので、是非そのクオリティをご確認頂ければと思います。)



今回、電源部分はStrymon Zuma R300とOjaiのエクスパンション・キットを採用しました
Line6 HX Stompの電源供給が出来る機種という事もあり、また今回搭載されているPike AmplificationVULCAN18VDCで供給したいというご要望を満たしてくれるパワーサプライとしてZuma R300を。不足するDC OutZuma R300のLink OutからOjaiに接続して供給する事に致しました。
但し、Zuma R300はとにかく大きい凹このボードサイズからすると設置スペースが、、、という事で、今回こんな感じで床台の下にZumaを忍ばせて設置これなら上部にエフェクターも設置出来るのでスペースを有効活用出来るかと。



ワイヤレスのRelay G50は結構スペースを取ってしまうところですが、この様にギリギリスペースに設置とは言え、最初の企画段階で設計図もお作りしておりますのでバッチリ収納が出来ました。
あと、床台に設置されている黒い謎のエフェクターは???
こちらは、某メーカーのBoosterを当店にてノックダウンしまして、更にツマミは今巷で話題になっているHATA製のツマミを搭載しかしながら、元々この某メーカーの機種はPOTに特徴がありノックダウンもひと苦労。
(POTのシャフト部分のみを交換するという荒業でしっかりツマミを固定する事が出来ました)

ここからは、H.M様のコメントです。

●ご依頼いただいた経緯・コンセプト

様々な用途に使える無駄のない実用的なボードを最小のスペースで美しく作りたいと思っており、知人の紹介から御願いしました。
とにかくスペースと利便性にギリギリまで挑みエフェクターのノックダウンや特注のジャンクションボックスやA/Bスイッチなどもこだわりました。

●完成後のご感想

何度も設計時点でご迷惑おかけし大変申し訳ございませんでした。
ギリギリまで設計頂いたお陰で出来上がったボードを見た際は感動の一言です。
実際に音を鳴らしてみても自分の考えていた操作性を実現出来、感無量です。


この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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