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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その236

Bluesman様オーダー品

こちらのご依頼者様は、FreeTheTone ARC-4発売を機にボードシステムの制作をご依頼頂きました★
お手持ちのエフェクター類をワンボードに収めて一括コントロール・・・ギタリストなら一度は憧れるシステム。その夢を実現すべく店長三宅がご協力させていただきました。
パッと見た目ではスッキリと収まっているのですが、実は奥まで覗いてみると凄いボードとなっております♪



ボードはPULSE製のPECタイプ(オーダーサイズw980×d500×h130mm)をご用意させて頂き、パッチケーブルにはご依頼者様からのリクエストでCANARE L-4E6Sをチョイス。
当店ではボード右上にJunction Boxを設置する事が多いのですが、今回ご依頼者様のリクエストで左上に設置しております。
またペダル類も左足で操作されるということで、スイッチャーより左側に設置しております。
ARC-4のMIDI機能を活用して、Post EffectsのMIDI対応機器とRJM Mini Amp Gizmoを一括コントロールしております。(床台の下にはFreeTheTone MB-5を設置し、MIDI信号を分配しております)



音声の流れとしては、Line6 G70→Volume Pedal→Wah Pedal→Comp→ARC4へ入力され、Loop1~Loop7までは選りすぐりのブースター・歪み系ペダルを接続。
一旦アンプに送られた音声はアンプのSendからボードに戻って来て、strymon Mobius→Timeline→BigSkyとPost Effectsを通った後、アンプのReturnに戻ります。
Tunerは視認性を向上させる為にアングルを付けて設置しております。
この様にボード2列目にズラッと並んだStrymon勢を見ると、それだけで華やかになりますね★
これらのMIDI機器のMIDI設定は大変では?と思う方も多いのですが、ARC-4はPCナンバーの設定がARC-3より簡単になっておりますので、設定方法を理解して頂ければ簡単に行えます♪
(勿論、当店にて組ませて頂いた方にはバッチリご説明致しますしますのでご安心下さい。)



またこちらのボードは、今後の拡張性を考慮したアイディアが沢山用意されています★
ARC-4のLoop2をJunction Boxまで引き出してありますので、今後入手されたエフェクターを接続するのに大変便利になっております。
こちらに繋げるエフェクターに使用する為にDCケーブルも引き回してあります。
こちらはご依頼者様のご希望によりOjai R30の9V/12V/18Vの電圧切替出力からの供給となっています。(電圧切替スイッチは操作しやすいように考慮して設置しています。)
またスペースの都合上JunctionBoxへの入出力の立ち上げこそされていないものの、今後Loop8へのエフェクター追加も可能な配線を施してあります。



さて、ここまで大掛かりなボードシステムですので電源が大変ですね。
とは言え「音質」「低ノイズ性能」において妥協したくない!!というご依頼者様のご意向に沿って、Strymon Zuma R300、Ojai R30×2台、Ojai-X×1台を使用して各エフェクターにはアイソレートされたクリーンな電源を供給をしております♪(LINK接続されたOjaiは、底上げ台座の下やZuma下に設置されております)

ここからは、Bluesman様のコメントです。

●ご依頼いただいた経緯・コンセプト

基本アンプで歪ませて音作りをしますが、アンプを持って行かない場合でも音作りが完結できるボードが理想でした。
機材が増えすぎて今までのボードに収まりきらなくなってしまいましたが、自分ではキレイにまとめる自信がなかったのと 以前からHPのボード製作例を参考にさせてもらっていたのでドクターミュージックさんに相談させていただきました。
スイッチャーを更新したかったのでARC-4が発売されたのもいいきっかけになりましたね。

●完成後のご感想

とにかく出来栄えが素晴らしい!見た目はもちろんのこと、ノイズもなくうまくまとめてもらえました。
機材数が多いのでノイズは多少出てしまうのかな?と思っていましたが、とてもクリアな出音で感動しました!
機材の接続順序や配置なども当方の我儘勝手な依頼に対して納得いくアイデアを提案してもらい、ひとつひとつ課題をクリアしながらも期待を超えるボードを作り上げていただき感謝です!
今後の拡張や汎用性を考慮した素晴らしいボードになったと思います。
ありがとうございました!

この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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