YOSUKE　様オーダー品

以前より何度か当店にてボード制作をご依頼頂いておりますお客様より、新規ボードのご相談を頂きました。
今回「直感的に使用出来るシンプルなボード」をご指定頂きまして、この様なボードを制作させて頂きました★
今回の最大の注目点は"Fender Professional Pedal Board"を採用した点です。
元々Pedaltrainを採用する予定だったのですが、メーカーにも在庫が無い・・・という事で他のメーカーなどで対応出来るものは？と考えていたところ、最近入荷した新製品のFender製ボードがベストマッチするのでは？と、早速作成しました設置予想図をご確認頂きましたところ快く即決を頂きました！！



いわゆるスノコ状のボードではありませんが、所々にケーブルを引き出せる穴が開いており、この部分を有効に使って綺麗に仕上げてみました。エフェクター類は既にご所有されている機器を厳選し以前のボードから外して移植し、使用頻度の高い機器を手前に設置しました。
エフェクターの固定はマジックテープを使用しましたが、見た目の問題もありエフェクターの設置面のみにマジックテープを貼りスッキリとした仕上がりになっていると思います♪



音声の入出力は、この様にJunction Boxを製作させて頂き、ボードに取り付けられているパワーサプライ固定用のステイに強力な両面テープで固定しました。
また、パワーサプライにはStrymon Ojaiを使用しておりますので、このモデルの電源ユニットも同様にステイに固定して、ACケーブルを挿し易くしております。



背面はこの様になっております★スノコタイプでは不可能なレイアウトが出来る自由度も魅力ですね。
また所々に引っかけ穴の様な部分が幾つかありますが、こちらは付属のクランプを取り付ける事で背面を通るケーブルを纏められる様になっております、、、、が、当店はそれは使用せず、この様に結束バンドでガッチリ固定をしております★
音声ラインのケーブルはCAJ KLOTZケーブル＋Switchcraftプラグを使用し、一本ずつ長さを確認しながら製作しております。



パワーサプライのStrymon OjaiはExpansion UnitのOjai-XとLINK接続させる事で最大10系統の電源を供給可能にしております。
クリアで安定的な電源を供給出来るパワーサプライですので、設置位置なども気にせず一番インパクトのある位置に設置してみました。
軽量なボードに軽量化を図ったケーブルとの組合せをした事で、これだけエフェクターを載せても気になる程重たさを感じなく、持ち運びにも大変便利なボードシステムになったかと思います♪


ここからは、YOSUKE 様のコメントです。

●今回のボードのコンセプト、拘りのポイントなど。

以前製作いただいたAssH氏のエフェクターボードを再現したものを
OverDrive2個、Looperを追加し、この度アップデートいただきました。

ご相談した当初、Loop Switcherを導入することを考えておりましたが、
エフェクターボードの大きさ、重量を勘案し、従来どおり直列でお願いしました。
AssH氏と同様、核となるエフェクターはVEMURAM Myriad FUZZとし
他のOverDriveを追加することにより音作りをすることにしました。

Loop Switcherを利用しない形となりますので、必然的にギター側のボリューム
操作により、ハイゲインからクリーントーンを作る方法を取りますが、慣れれば
ゲイン量を無段階で調整できますので、バランスの取れたエフェクターボードに
仕上がりました。


●ご感想

お見積りの段階から丁寧にご対応いただき、感謝しております。
製作いただいたエフェクターボードも期待どおりの仕上がりでした。
また、発売されたばかりのFenderのエフェクターボードを採用し、
カッコよく仕上げていただけました。

この度は当店をご利用いただきましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。