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エフェクト・ボード製作その282

浅尾 雄一郎 様オーダー品

こちらのボードは、以前当店にてエフェクターボードの制作をご依頼頂きましたお客様からのオーダー品となります。

前回はTUBEの春畑氏と同じボードを・・・というご依頼だったのですが、今回何とLOUDNESS高崎晃氏と同じボードをご希望との事でしたので、こちらも彼の機材資料を掻き集める事になりました。
過去の機材が掲載されている雑誌資料をお送り頂きましたので、今回はその時点でのレイアウトを忠実に再現しようという事になりました♪




高崎氏が長年愛用しているスイッチャーは「Providence PEC-1」という機器です。このPEC-1のプリセット機能は使用せずに単純にエフェクターのON/OFFをするスイッチとして使用している様です。
隣に設置されているのはFreeTheTone ARC3ですが、こちらはMIDI信号を外部に送信する為に設置されたMIDIコントローラーとして使用されている模様。
(実際のところどうなんでしょうか?詳しい方がおられましたらご教示下さい。)

当時の高崎氏がこのスイッチャーの活用方法に拘りがあった事が、
製作して行く中で感じられました。




今回、彼のシグネイチャーエフェクターを多数発売されているCats Factoryさんのエフェクターなど、高崎氏お墨付きのエフェクターをお持ちでしたので、レイアウト写真を元に色々とルーティングを考えてみました。
Junction Boxはこの様に設置しており、その上にBoosterを設置★




歪み系もCats FactoryさんのKARMAMarshall Gav'norを設置し、空間系としてBOSS BF-2、TC Nova Modulation、BOSS DD-500と、、、彼が当時使用されていた機器を設置したいとのご指定を頂きました。



電源部分は、今回当店にてFreeTheTone PT-5Dをご用意させて頂き、この様に設置してみました。
ご依頼者様のご意向に沿ってPEC-1やARC3の電源ケーブルはそのまま縛って固定をしております。
またMIDIケーブルも当店にて長さを測って製作させて頂きました★
スッキリと配置されたボードシステムに見えますが、実際にはボード自体はw1000×d440(mm)のCAJ System Boardですので結構なサイズになります。




無事お引き渡しをさせて頂きまして、お客様の御自宅にてアンプとご対面(^^♪
Marshall JVM410Hと組み合わせて使用されるとの事で、MIDIの設定方法などについては店頭にて簡単にレクチャーをさせて頂きました★
JVM410HはMIDI信号を送る事で、そのPCナンバー毎にアンプのChannel、Gainステージ、Reverb、FX Loop、Master Vol.1/2の設定を呼び出せる非常に柔軟性高いアンプです♪



そして驚いた事に、こちらの御客様は、ご自宅に高崎晃氏がご使用された歴代のランダムスター、キラーギターをズラッ展示したお部屋
を作られたとの事で、そちらの写真も頂きました★
これはもう「楽器(高崎晃)ミュージアム」ですね(驚)


ここからは、浅尾 雄一郎 様のコメントです。


●今回のボードのコンセプト、拘りのポイントなど。

以前に一度TUBEの春畑さんのボードをお願いした際にとても満足のいく仕上がりだったので今回もお願いしました!
今回の拘りのポイントは前回同様、高崎晃さんの仕様に近づけるという点です。

●ご感想

今回も前回同様にとても満足のいく仕上がりに作成していただきました。
遠方ということもあり色々な面で心配する事も最初はありましたが、進捗状況等小まめに電話、メールでやり取り出来、不安は払拭されました。
また分からないことが多い中、親切丁寧に教えていただきました。
また次回ボード作成の際は是非お願いいたします。
ありがとうございました!

この度は当店をご利用いただきましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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