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エフェクト・ボード製作その43

東京都在住 立石様オーダー品

今回ご依頼頂きました立石様は現役バンドマンという事で、ライブでの実用性を考え尽くした本格的なボードをご依頼頂きました★それにしても最初にご相談を頂いたのが2011年11月だったので、約1年越しのボード製作!!
非常にストイックな構想を伺って行く中で、こちらも職人魂に火が付きました。

まずは、ボードサイズがw1100×d500×h120(mm)のC.A.J System Boardを用意しました♪久し振りの1m超えボードは、やはり圧巻ですね。

今回の課題として「t.c.electronic G-SystemをC.A.Jのボードに搭載する」という事でした。
t.c.の専用ボードには設置用のスチール板が付属するのですが、一般的にはそのパネルだけの販売は行っていないのです。
そこで、今回もご近所の金属加工職人さんにお願いしまして、このような形のパネルを作って頂きました♪中西さん、ありがとうございました。
これがかなり頑丈で、スタッフ一同感激!!バッチリセットアップが出来ました★

電源部分は、お馴染み”Voodoo Pedal Power2+”をインストールして各エフェクターへの電源を安定供給させます。
そしてG-System用の電源及び、一部専用アダプターが必要な機器の為に前回から使用する様になった 横挿しのタップを加工して取付けしました♪
これなら見た目にも目立たず、綺麗に組み込みが出来ますね。

G-Systemを使用したエフェクト・システムの醍醐味は”Pre Effect(アンプの前に掛けるエフェクト)とPost Effect(アンプsend/return間に掛けるエフェクト)を同時コントロールが可能な点です★
そして、ケーブルの挿し込みを素早く行うべくJunction Boxも特別に製作しました。
またアンプ側のch/BoostなどのコントロールをMIDI信号で行う為に、RJM Mini AmpGizmoを、あえてボード側に設置しております。
勿論、この場合RJM→Ampの専用ケーブルが長くなくてはなりませんが、急なプログラム変更やEDIT時にスイッチャーが手元にあると便利ですもんね。

この様に一部のエフェクターはリアルタイムにOn/Offを行う為、Stomp Stageで床上げして設置。
G-System用のVol.ペダルとEXPペダルも綺麗に設置して、ほぼ完ぺきなボードシステムが完成しました★
しかし、このケーブルの量は半端無いですね。パッチケーブルだけで21本も作りました♪しっかり一本ずつ測りながら作った甲斐あって、とても芸術的な設置が行えました♪

そして先日、立石様よりコメントを頂きましたのでご紹介致します。

●コンセプト
元々ラックを主体としたシステムを組んでいたのですが、いかんせん中途半端な部分が多く、こんな音は出せるけどあんな音は出せない、こんな操作は出来るけどあんな操作は出来ない等何かと制約も多く、今回ボードとしてそれらを解決出来るよう再構築する事にしました。

●完成後のご感想
完成直後に早速写真を拝見させて頂きましたが、その時から配置、配線、セッティング全てにおいて秀逸な仕上がりで大変感動しました!
これだけの仕上がりの物が足元に置いてあるというだけでモチベーションも上がりますし、毎回鳴らすのが楽しみになります!
まさに「ずっと弾いていたくなる」、そんなボードに仕上がりました!
構想の時点から長きに渡ってご相談に乗って頂き、何かと色々注文してしまいましたが、最後まで懇切丁寧にお付き合い頂きまして感謝しております、本当にありがとうございました!

今後とも変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。
ありがとうございました。

次は貴方のボードが載るかもしれません。
是非この機会にボード製作・組み込みなどのご用命・ご相談は当店まで御気軽にお申し付け下さい。

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