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Anaheim convention center CA,USA 2024/2/1 NAMMShow2024 今年はコロナ禍明けで4年ぶりのアメリカ・カリフォルニア行きとなりましたが、 ドクターミュージック社長 藤原が1/25(木)~27(土) の3日間参加してきました。 2019年1月の開催以降、コロナウィルスの世界的な感染拡大により、NAMMshowも2020年は中止、延期が続き2022年は規模縮小にて再開されました。そして今年は例年通りの開催となりましたが、戦争の影響もあり本来の半分程の出展数となりました。また、楽器メーカー大手のFenderやGibsonが出展しませんでした。イベントやステージパフォーマンスも地元ミュージシャンなどが多く、有名アーティストの参加がかなり少なかったように感じました。それでも盛り上がったバンドやすばらしい歌を聴かせてくれたアーティストとも出会う事が出来ました。 今回も事前にミーティングの予約をしてから行ったので、初日の現地入り午後から直接会場へ入りました。 会場入りして先ずお昼を食べるところから、皆が口々に戸惑っていたのは値段です。なんとターキーホットサンドイッチが$14.50 コーラのボトルが$4.99 当日のレートが$1=\150.50でしたので、ホットサンドイッチは\2182です。 その店が高いのではなく、他のタコスプレートでも$16.99 (\2557)でした。 全ての物価もサービス料もチップも高くなっていました。そしてこれらの物価高騰が会場の出展を減らしたり、来客を減らした原因でもあると言われていました。 私も3日間滞在して食事代だけで約3万円も使いました。カードの使用限度額を上げてから行かないと、一緒に同行したスタッフは3日目にリミットオーバーしていました。 レストランのチップは食事代の25%です。$55の食事をすると約\2000のチップ代が付きます。 空港から会場までの乗合シャトルサービスも乗合がなくなり自家用車での送迎(殆どタクシー)に代わり、アナハイムの会場まで一人約\17,000でした。 因みに2日目から利用したOCBUS(路線バス)の1日乗車券は$4.50(\677)でした。 |
最初のミーティング先はスピーカーのトップブランドCELESTIONです。 CELESTIONは今年100周年を迎え、26日金曜日の夜に郊外の高級レストランのパーティー会場で "100 YEARS OF SOUND" CELEBRATE PARTYを招待形式で開催しました。 招待状も頂いていましたが、会場近くでの夜のライブステージが見たかったので辞退しました。 写真左が1950年代のシルバーアルニコスピーカーユニット 右がマグネットの材質が変わって30wになった100周年記念の再現ユニット 見た目も素材もそっくりです。 PaulReedSmithがCELESTION 100周年記念モデルを展示、Marshallも100周年記念のスタックを展示していました。 そして今年はドクターミュージックもCELESTIONスピーカーをお勧めしていこうと考えています。 |
夕方は去年からRepair Center Japanの契約を持つ新生BadCatとのミーティングです。 ドクターミュージックは今年このメーカーの商品を展示販売することになるかもしれません。 元々CEOのJohn Thompson氏とは何年も前からNAMMSHOWで会っていてよく覚えてくれています。 そこに元M社のマネージャーMattshewと技術のFrancescoその他含む4名が加わり、新生BadCatとなった訳です。当然プロダクションが変ったので商品ラインナップも激変しました。 以前のモデルに付いていた"猫の目"は無くなり、新しくRUBICON,LYNX,CUBなどの新モデルが登場しました。音質もハイゲインでノイズキャンセリングも付いたLYNXやクリーントーの艶が増してホットになったBlackCat、コンパクトでクラッチやリードトーンもレスポンスの良いRUBICONなど色々な音楽スタイルに対応できるモデルが揃っています。日本国内での販売はもうすぐです。 音についてはYouTubeやInstagramでも沢山の海外ミュージシャンが試奏していますので聴いてみて下さい。 |
真空管アンプの電源供給を可視化することで電圧を調整して最適なトーンバランスを作り音のレスポンスを安定化する。有りそうで無かったアイテムです。 ACTIVE REDUCTIONとVOLTAGE ATTENUATIONのコントロール付き。 これは日本のAC100Vで使用出来るのかちょっと疑問ですが、どちらにしてもPSE法という輸入規制に妨げられて入って来ないかもしれませんね。 |
現在、世界的にロシア製真空管が入手困難になっていて沢山のラインナップを選べた4年前から真空管市場は大きく様変わりしました。そしてこのブランドもエフェクターや商品の開発はどんどん最先端の技術になっていきますが、真空管については期待出来るような供給が難しくなっている様です。 ただ、真空管を全く製造していないわけでもなく、色々と入手ルートなどを協議してきましたので今後にご期待ください。 |
イギリスの新しいブランド ヴァルハラ まだホームページはありませんが、Instaramはアカウントが出来たようです。見た目はシンプルでカッコいいです。エンブレムのデザインもイギリスらしさがあります。アンプユニットの内部も公開されていました。HAIWATTのCUSTOMシリーズの様なハンドワイヤリングで部品が全てマスキングされていて綺麗でした。 |
音の特徴としてはハンドワイヤード特有の早いレスポンスとクリーンの音の太さ、歪み(エクストリームトーン)は拘りのシャープでエッジの強い音で、立体感があります。 |
弦セットの自動販売機 ドクターミュージックの入口に欲しいなぁ。 |
イギリスの元VOXのエンジニアが1960年代のハンドワイヤードのVOXを現在も作り続けています。MATAMPの技術者が加わったことでノスタルジックなモデルがデビューしそうですね。 |
カナダのロック系・メタル系プレーヤー向けのカスタムギター ハイドロディップ塗装などでデザインされたオリジナルデザインのギター。 |
Purple Nightmare 6L6とKT88のパワー管を搭載した攻撃的なトーンと深いローのレスポンスが、新たなインスピレーションを作り出す!? 皆ザクザクサウンドで試奏していたので恐らくそういう音楽向きなのかな? |
ELITE ACOUSTICS ENGINEERING StompMix4 4chミニデジタルミキサーペダル。各チャンネルのGATE,COMP,INPUT MONITORなど多彩な機能を凝縮。2chのマイク入力と2chフォン端子入力、STEREO OUTでデジタルリバーブ、ディレイも搭載。+48Vファントム電源も供給できます。アコースティックギターやマイクなどプリアンプとして、省スペースでの簡易的なミキサーとしても使えそうです。 |
会場2階のエントランスに展示されていたPRINCEのPURPLEのピアノ |
身体全体で音楽を聴くスペースです。外にはほとんど聞こえませんが座ると全戸左右とお尻や背中からも音を感じます。3Dサラウンドシステムにより自分だけのリラックス空間が実現します。・・・これ個人的に欲しくなった。 |
特徴的なペダルスイッチ機構を持つオクターブスイッチ 左を踏むとDOWN,右を踏むとUP,真ん中を踏むとキルスイッチ。ペダルの間のスイッチはモーメンタリかロックかを切り替えするスイッチです。 |
MODEL22アコースティックアンプ 重さ約8kg 350W出力 120dBという軽くてハイパワーでしかも拡散型のアンプです。ストラップとティルトスタンド付きで足元に立てて使います。結構大きな音が出せます。 |
ThomasBulgさん BulGuitarとうブランドを設立したようです。ギターは弾いてませんでしたが、元気そうでした。 26日の夜はHiltonStageでClassicRockのPrintzというNAMMshowに関わるメンバーで結成されているバンドのライブを診てきました。U2やボズスキャッグスなどクラックロックの名曲を披露して盛り上がっていました。そこに飛び入りでステージに上がってきたのはなんとスティービーワンダーでした。 今年73歳のモータウンのレジェンドは素敵な夜を演出してくれました。 |
Marriott Hotelのステージで歌っていたKristi Krauseを見てきました。透き通るようなハイトーンと明るく爽やかな声がとても癒されました。素晴らしい歌声をありがとうございました。 |
27日の午後はアリーナステージの前でTacoPlateを食べながらライブを見ていました。 $16.99のタコスは辛かった!! 夕方はAli Handalのライブを見ながら疲れてうたた寝していました。 帰りにお土産を買いにお店を回ったのですが、特にディズニーランド内は高かったですね。 とにかく物価の高騰に驚くばかりの3日間でした。帰り道でSheraton Grande Anaheimホテルの前から賃上げ・労働改善を訴えるストライキデモ行進を行っていて、警察が道路を封鎖したり、騎馬警官が出たりというリアルなアメリカの一部を見ていました。 今年は日本も労働環境の改善と賃上げ、物価高騰など経済全体のインフレへの対応をしていかなければ、 インフレにおいて行かれた人の末路を体験してしまった様な感じを受けました。日本通貨は安すぎる。 東京駅に帰ってきてかつ丼を980円で食べた時は、なんだか涙が出てきました。 来年のNAMMSHOWはどうしよかなぁ・・・。 |
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